人間に裏切られても
『ひたすら信じて待ち続けます』
この子を保護した場所からほど近い所には葦が生い茂る干拓があります。
野鳥の楽園にもなっている。
そして知る人ぞ知る無放地帯。
「犬や猫がよく捨てられてるよ」と地元の人は言う。
まさか!と不安は拭い去れない。
しかし、
『捜索願い』も出されていない。
『迷い犬』として各所に流してる情報にも目を止められてない。
これほど大きい体格の犬が住宅地、学校近辺をうろついていたら誰かの目に止まるはず。
そして治安を心配する住民は警察に通報するでしょう。
何も無かった。。。。
保護した日に近い過去にどこからか車で連れてこられ放棄された…
その判断が濃厚になってきた。
何があったか知らない、どんな事情があったか知りたくもない。
人間の身勝手な行動に振り回し放棄した非道理な飼い主!
せめてこの子の名前を教えてください!
と、叫びたい!
この子を保護してからちょうど一ヶ月目の先日、ハウスが届きました。
この子の事情を聞いた方からの申し出で譲ってもらいました。
しっかりこの子を見守り、大切にハウスを使わせていただきます。
ありがとうございましたm(__)m
命名=【太郎】
太郎!と呼んでもほとんど反応はありません。でも、最後まで呼び続ける事にしました。
【太郎~】おいで!
【太郎~】散歩行くよ!
【太郎~】ご飯にしよ?
【太郎~】さっ、お食べなさい!
【太郎~】ほらほら、狭いとこ入っちゃダメ!
【太郎~】うんち出たのね、よしよし。
【太郎~】たろ~、たろ~♪
【太郎~】良い名前だね♪
もう一人ぼっちじゃないよ。
怖い思いも、淋しい思いも、ひもじい思いもさせないからね。
穏やかにゆっくりのんびり過ごそうね。
太郎じいちゃんo(*⌒―⌒*)o